フジロックとの出会い
フジロックフェスティバルことフジロックにはじめて行ったのは、忘れもしない1997年の1回目のこと。すでに25年以上前のことですが、いまだに鮮明に覚えています。それほど自分の人生に影響を与えた出来事です。
フジロックのことを知ったのは洋楽雑誌のrockin'on(ロッキング・オン)の紙面広告。当時はネットも発達していなく、洋楽情報を得るためにrockin'onや休刊となった懐かしきCROSSBEAT(クロスビート)などの雑誌が中心でした。
隅から隅まで読んで情報を仕入れ、新譜レビューを参考に熟考を重ね、まだ学生だった自分にとってなけなしのお金でCD一枚を購入していました。
少し話が逸れましたが、rockin'onを求めに書店に行き、買う前にパラパラとページをめくっていた時にフジロック開催の広告を見て衝撃を受けたのです。
なぜそれほど衝撃を受けたのか? それはレッド・ホット・チリ・ペッパーズ(通称レッチリ)の文字が目に飛び込んだからです。
また話が逸れますが、中学生時代に5枚目のアルバムBlood Sugar Sex Magik(ブラッドシュガーセックスマジック)を手にして以来、ずっと好きです。長くなりすぎるので、レッチリに関してはまた別のテーマにて書こうと思います。
とにかく、こんなに早くレッチリを見られるチャンスが到来するとは微塵も思っておらず、事前情報なしにフジロックの広告を見たため衝撃を受けたわけです。
rockin'onを手にして帰り、さっそくレッチリ好きの地元の親友に電話。一緒に行く約束をして、発売日にチケットを購入しました。そこからフジロックまでの期間は心ここにあらずといった感じで過ごし、いよいよ行く日を迎えます。
これがフジロックとの出会いです。